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都心の路地裏を昼日中歩いていても人とほとんど出会わない。子供は学校だし、大人は働いている。主婦は日中の暑い時など陽に焼けるから出て来ないだろうし、老人はテレビでも観ているのだろう。しばらく歩くと急に刃物のように鋭角に尖った二股の道が出現。右に行くか左に行くか上か下か迷う。結局どちらに行ってもお寺に突き当る。この高台は遠くに海を望むように寺が並んでいるのだ。お寺は静か過ぎるほど静かだった。坂道を下って行くと、長い枝鋏でがんがん植木を刈り込んでいる陽に焼けた青年と出会う。髪もお洒落に刈り込んだ植木職人だった。 |
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「東京路地裏写真館」は、アクセス・パブリッシングより発売中の月刊誌「NAMABON(生本)」にて連載中です。当サイトと併せてご覧ください。 |
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